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私の投資遍歴①〜NISA開設からソーシャルレンディングまで〜

私がいつからどんな投資をしてきたのかを振り返ってみたいと思います。

 

NISA口座開設に至るまで

私の投資は2017年のNISA口座開設が始まりです。それまでも漠然と投資に興味はありましたが、そのやり方が全く分からず、調べる努力もせず、ただそういう世界があるんだなぁ程度の認識でいました。バブル期に親が投資セミナーに行って1万円分の株を買ってすぐ売ってそれからずっと投資はしていないみたいなことを言っていたので、やはり投資は危険なもので、手を出してはいけないのだと思っていたのだと思います。

また、今では信じられないかもしれませんが、私が大学生の頃は日経平均8,000円で、教授は「日経平均10,000円を超えれば好景気と言える」なんて授業で話していたのを鮮明に覚えています。日経平均10,000円で好景気と言ってしまうほどの壮絶な不景気だったということですね。この時期はいわゆるリーマンショックの直後にあたります。

この時期に投資を始めていれば今頃莫大な資産がありそうですが、当時大学生、そんなお金はなく、それから約5年後の2017年に突然NISA口座を開設します。ただ、何がきっかけで口座開設に至ったのかは全く覚えておりません。

また、当時はまだつみたてNISA制度がなかったため、一般NISA口座を開設して、そのまま今に至るという感じです。

 

初心者の投資

NISA口座開設後は、投資初心者がやるやってはいけない投資手法みたいなのを全力でしていきます笑

まず毎月分配型の投資信託を購入します。典型的なやってはいけない投資ですね。当然タコ足配当なんて言葉は知らず、毎月配当金がもらえるなんてすごい!とだけ思って、買ってみたわけです。ただ、やりながら勉強もしていたので、あれ?これは損なのでは?ということにすぐに気づいて売却に至っています。この頃は景気が上向きだったためか、値上がり益が出て結局損はしていないのですが、大切なNISA枠を数十万単位で浪費してしまいました。

ただこの頃から、一般NISAというのは高額な配当金をもらうのに適した制度だと考え始めます。そこでこの頃には成長が見込めて配当金の金額も大きいJリートをNISA枠で購入し始めます。ただ当時の手持ち資産は200万円程度だったため、大きな金額を出始めのJリートに投資するのはリスクだと感じており、あまり大量には購入していませんでした。そのため、リスクヘッジといえるかは微妙ですが、余ったNISA枠は株主優待のある優良企業の個別株に投資をしていきます。ただこちらも、買ってみたはいいけれど、株主優待の使い道がなくて売るみたいな、無駄の多い投資をしていました。それが投資初年度の状況です。

 

ソーシャルレンディング

NISAで投資を始めた私ですが、当時はまだまだ貧乏。というわけでより高い利回りを求めてソーシャルレンディングに手を出します。SBIソーシャルレンディングGMOの2口座で、件の年利7%のソーラー発電案件などへの投資を始めました。時期としては2019年頃からでしょうか。当時から大人気で、SBIの方は平日朝10時発売開始なのですが、10時ちょうどにアクセスして注文しても買えないことがある、そんな商品でした。私は朝10時前に会社のトイレに篭り、買い注文を出していたのを覚えています。それでも10万円ずつなんとかコツコツと購入し、一時期は70万円ぐらい同時に保有していました。ただ、しばらくして、私が買えなかった案件でデフォルトが発生します。そうです。SBIソーシャルレンディング終了の引き金を引いたあの会社の詐欺事件です。当時、回収できなかったお金は投資家には戻ってこないということになっていました。資金回収の状況は逐一サイト上で公表されていたので、リスクって何かよくわかっていなかったけれど、実際にデフォルトが起こるとこんなことになるのだと、良い勉強にはなりました。私が初めて投資のリスクをこの目で目撃した案件になります。その後は婚活を始めたためソーシャルレンディングへの熱はどんどん冷めていきました。

ちなみにこのお話、下記の記事のような事件に発展し、SBIソーシャルレンディングの責任が問われた結果、最終的には全額投資家に返還してSBIソーシャルレンディング自体が会社解散という結末を迎えます。

(社説)SBI子会社 見逃されたずさん経営:朝日新聞デジタル

 

今回はこのあたりで終わりたいと思います。

iDeCo開設〜結婚して2馬力での投資開始までのお話はまた別の記事にしたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。